Column

足首の捻挫が
クセになるのはなぜ?

▶ 動画で見る:足首の捻挫を繰り返しやすい人の5つのセルフチェック(約60秒)
01Introduction

足首の捻挫は、一度なるとクセになりやすい

屋外の階段に腰かけ、片手を足首に添えて状態を確かめる日本人女性の脚と足元(顔は写していない)

段差でグキッ、スポーツでのひねり——足首の捻挫(足関節捻挫)は、日常でもスポーツでもとても多いケガです。捻挫は、足首を支える靭帯が引き伸ばされたり切れたりして、関節の安定性が損なわれた状態とされています。

やっかいなのは、一度なると靭帯がゆるみ、足首が不安定になりやすいこと。そのまま放置すると、慢性的な不安定感や、いわゆる「捻挫ぐせ」につながることがあるとされています。だからこそ、捻挫を繰り返しやすい人の特徴を知り、再発を防ぐことが大切です。

当院がもとにしている公式の情報では、捻挫になりやすい方の傾向を大きく次の5つに整理しています。ひとつずつ、当てはまるかセルフチェックしていきましょう。

  • スポーツ:ジャンプや急な切り返しが多い競技をしている
  • 再捻挫:過去に足首をひねったことがある
  • 筋力バランス:片脚立ちでぐらつく
  • 柔軟性:しゃがむとかかとが浮く(足首が硬い)
  • 履物:サポート力のない靴・すり減った靴を履いている
02Type 1

① ジャンプや切り返しの多いスポーツをしている

体育館のバスケットボールコートで急に切り返す日本人女性の足元とバスケットボール(顔は写していない)

1つめはスポーツ愛好者のタイプです。バスケットボールやサッカーのように、ジャンプや急な方向転換が多い競技では、足首の捻挫のリスクが高まるとされています。

走っている最中の急な切り返し(カッティング)や、人とぶつかるコンタクトの場面では、足首に大きな力が一気に加わります。よく運動する方ほど、次に挙げる予防やケアをあわせて意識しておきたいところです。

03Type 2

② 過去に足首の捻挫をしたことがある

足首にテーピングやサポーターを巻いた日本人女性の足元(顔は写していない)

2つめは過去に捻挫の経験があるタイプです。足首は一度ひねると靭帯がゆるみやすく、再び捻挫するリスクは約2倍になり、慢性的な不安定性へ進むこともあるとされています。

「もう痛くないから大丈夫」と軽い痛みを放置せず、靭帯の回復と関節の安定を意識したケアを続けることが、再発予防につながるとされています。以前ひねったことがある方は、それだけで注意しておきたいタイプといえます。

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③ 片脚立ちでぐらつく(筋力バランスが崩れている)

片脚立ちでバランスをとる日本人女性の脚(顔は写していない)

3つめは筋力バランスが崩れているタイプです。足首や股関節まわりの筋力が低下していたり、左右でアンバランスがあると、足首の不安定性を招きやすいとされています。

セルフチェック:目を開けたまま片脚で立ってみてください。大きくぐらついてしまう、長く立っていられない——そんな場合は、支える力が足りていない傾向があるかもしれません。

05Type 4

④ しゃがむとかかとが浮く(足首が硬い)

床に深くしゃがみ込み、かかとが浮いた状態で足首の硬さをチェックする日本人女性の脚と足元(顔は写していない)

4つめは足首の柔軟性が落ちているタイプです。足首の動きが硬く、動く範囲(可動域)が狭いと、小さなひねりでも靭帯を傷めやすいとされています。

セルフチェック:足裏全体を床につけたまま、深くしゃがんでみてください。かかとが浮いてしまう、後ろに倒れそうになる——そんな場合は、足首が硬くなっている傾向があるかもしれません。

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⑤ サポート力のない靴・すり減った靴を履いている

すり減った靴底を確認する日本人女性の手元と靴(顔は写していない)

5つめは履物のタイプです。サポート力のない靴や、すり減った靴は、足首を不安定にしやすいとされています。

セルフチェック:よく履く靴の靴底を見て、片側だけすり減っていないか(片減り)を確かめてみてください。フィット感とサポート力のある靴を選び、古くなった靴を定期的に替えることが、足元の安定につながるとされています。

07Prevention & Care

捻挫はくり返す。でも、足首は整えていける

屋外でストレッチやバランス運動をして足首を整える日本人女性の脚(顔は写していない)

いくつ当てはまったでしょうか。大切なのは数を数えて終わりにするのではなく、原因に合わせて予防していくことです。足首はケアやトレーニングで整えていける部位ともいわれています。日常でできる予防のポイントを整理します。

  • 運動前のウォームアップ:必ず準備運動とストレッチを行う
  • 痛めたときのRICE:安静・冷却・圧迫・挙上で早めに手当てする
  • 靴選び:フィット感とサポート力のある靴を選び、古い靴は定期的に交換する
  • 足元のトレーニング:バランス運動や足首まわりの筋力強化を取り入れる
  • スポーツ時の保護:必要に応じてテーピングやブレースを使う
  • 環境を選ぶ:不整地や濡れた路面でのランニングは避ける

当院では、問診や可動域のチェック、靭帯の状態を調べる検査などで足首の状態を評価し、固定・リハビリ・体外衝撃波といった手術をしない保存療法を中心に、段階的なアプローチを提案しています。自己流のケアで迷う前に、まず自分に当てはまる原因を知って対策することが、再発を防ぐ手がかりになります。足首の不安定感が続くときは、早めに専門家へ相談してみてください。

※強い痛みや腫れがある、体重をかけられないといった場合は、骨折などが隠れていることもあります。自己判断せず、早めに医療機関へご相談ください。効果や経過には個人差があります。

08Reservation

足首の不安定感が気になったら

何度も足首をひねる、以前より不安定に感じる——それは、ゆるんだ靭帯や足首の使い方のサインかもしれません。放っておくと再発や慢性化につながることもあります。気になる点は、無料カウンセリングでお気軽にご相談いただけます。

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