Column
その腰痛、「異常なし」で終わっていませんか?
01Introduction
その腰痛、実は「非特異的腰痛」かもしれません

病院でレントゲンやMRIを撮っても「異常なし」と言われる腰痛――そんな経験はありませんか。
原因がはっきりしない腰痛は「非特異的腰痛」と呼ばれ、腰痛全体の約9割を占めるとされています。最近の研究では、背骨を支える筋肉や、筋肉を包む「筋膜」の働きが、この痛みに関係していることが分かってきました。ここでは、セルフチェックの視点をご紹介します。
02Timeline
4つのセルフチェック

次のうち、当てはまるものはありませんか。
- ①長い時間、同じ姿勢で座っている:デスクワークなどでじっとしている時間が長い方。
- ②腰の痛みが、何ヶ月もくり返している:一時的におさまってもまた痛みが戻ってくる方。
- ③背すじを、まっすぐ保つのがつらい:気づくと姿勢が丸まりやすい方。
- ④立ち方や歩き方に、くせがついた:自分の姿勢や歩き方に不安がある方。
当てはまる項目が多いほど、背骨を支える「多裂筋(たれつきん)」という深層筋がやせていたり、筋膜がかたくなっていたりするサインかもしれません。
03First Step
筋肉と筋膜は、取り戻せます

腰に痛みがある方は、ただ立っているだけでも、健康な方とは違った筋肉の使い方をしていることが研究で分かっているとされています。裏を返せば、筋肉や筋膜の状態は、日々のケアで変えていけるということでもあります。
- お腹と背中の筋肉のバランス運動:プランクなど、体幹を意識した運動が役立つとされています。
- 筋膜をやわらかくするストレッチ:背中を丸めて深呼吸するなど、筋膜の動きをほぐす方法です。
- じっとしすぎない:痛みがない範囲で、こまめに体を動かすことも大切とされています。
セルフケアを続けても痛みが長引く場合や、繰り返す場合は、自己判断で様子を見続けず、早めの相談をおすすめします。
04Our Approach
当院では、体の使い方から見直します

「異常なし」で終わらせず、当院では筋肉や筋膜のかたさ、立ち方のバランスまで踏み込んで確認したうえで、選択肢をご提案しています。
- 体の使い方の評価:立ち方のバランスをチェックし、筋肉や筋膜のかたさを詳しく調べます。
- 筋膜リリース:かたくなった筋膜をゆるめる施術です。
※症状や原因の見極めには診察が必要です。治療法の適応は診察によって判断されます。効果や経過には個人差があります。
05Reservation
「異常なし」の一言で、終わらせないために
検査で異常が見つからなくても、腰痛の原因は筋肉や筋膜にあることがあります。「そのうち治るだろう」と様子を見続けず、気になる症状があれば早めにご相談ください。
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