Column

そのハイヒール、
あなたの足を壊していませんか?

▶ 動画で見る:ヒールが足に与える5つの負担(約53秒)
01Introduction

そのハイヒール、
あなたの足を壊していませんか?

玄関で黒いハイヒールを片手に持ち、履くかどうか少し考えている様子の日本人女性の足元(顔は写っていません)

ヒールを履くと脚がきれいに見える一方で、足の中では小さな負担がいくつも同時に積み重なっていることがあります。

足はふだんの生活の中で、体重の約2〜3倍もの力を支え続けている「土台」です。つま先立ちに近い姿勢を長く続けると、この土台のあちこちに無理がかかりやすくなるとされています。ここでは、よく指摘される5つの負担と、その付き合い方をご紹介します。

02Timeline

ヒールが足にかける、5つの負担

ハイヒールを履いて立ち、片足のつま先立ちで体重がつま先側にかかっている日本人女性の脚元(顔は写っていません)
  • ①外反母趾:先の細い靴で親指が押され続けると、つけ根の関節が徐々にズレて変形につながることがあります。くわしくは外反母趾のコラムをご覧ください
  • ②モートン神経腫:つま先立ちの姿勢で指の付け根の神経が圧迫され、ピリピリした痛みやしびれが出ることがあるとされています。狭い靴が原因になることが多いとされています。
  • ③巻き爪:先の細い靴で爪の両端が圧迫され、皮膚に食い込みやすくなります。くわしくは巻き爪のコラムをご覧ください
  • ④ふくらはぎの筋緊張:つま先立ちの姿勢が続くとふくらはぎの筋肉がこわばりやすくなります。ふくらはぎは歩くたびに血液を押し上げる「筋ポンプ」としても働くため、こわばりが続くとめぐりに影響することも考えられます。
  • ⑤アーチ崩壊(扁平足):前足部に体重が集中し続けることで、土踏まずを支えるアーチ構造に負担がかかりやすくなります。
03First Step

ヒールを手放せないときの、付き合い方

壁に両手をつき、片足を後ろに伸ばしてふくらはぎをストレッチしている日本人女性の後ろ姿(顔は写っていません)

仕事などでヒールを完全にやめるのが難しい方も多いと思います。履く機会がある方でも、次のような工夫で負担を減らせる場合があります。

  • ヒールの高さと履く時間を見直す:3cm前後を目安にし、履きっぱなしにせず、移動時だけ低い靴に替えるなど時間を減らすのも一つの方法です。
  • つま先にゆとりのある靴を選ぶ:先の細い靴を避けることで、指への圧迫を軽減できます。
  • 市販のインソールを使う:足裏にかかる衝撃や圧力を分散させる助けになります。
  • ふくらはぎをこまめに伸ばす:ストレッチで筋肉のこわばりをやわらげます。

セルフケアを続けても痛みやしびれ、変形が気になる場合は、自己判断で様子を見続けず、早めの相談をおすすめします。

04Our Approach

当院では、足の状態を数値で確かめます

明るい室内を裸足で歩いている途中の日本人女性の脚元(顔は写っていません)

「どの負担が強く出ているか」は、見た目だけでは分かりにくいものです。当院では、足と歩行の状態を数値で把握したうえで、選択肢をご提案しています。

  • 米国式歩行解析:重心の移動や関節の動きを数値化し、負担がかかりやすい部位を確認します。
  • オーダーメイドインソール(オースフィット):医療用にカスタムしたインソールで、足の形に合わせて圧力を分散します。最短15分で作成でき、即日お持ち帰りいただけます。

※症状や原因の見極めには診察が必要です。治療法の適応は診察によって判断されます。効果や経過には個人差があります。

05Reservation

ヒールを諦める前に、まずは足の状態を知ることから

ヒールをすぐにやめるのは難しくても、足にかかっている負担を数値で知っておくことはできます。「そのうち治るだろう」と様子を見続けず、気になる症状があれば早めにご相談ください。

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